おもいっきり 2歳!![うさぎ組]
2020.07.25
自己中心性、自我がぐんぐん拡大する2歳児。保育園でもおもいっきり自己主張してくれます。
遠慮せず安心して自分の思いを出せることがとっても素敵です。
今回は2歳児らしいエピソードをご紹介します!
~自己主張第1段~「かわって~」「いいよ~」の巻♪
園庭での出来事。
門の柵に乗っているA。それを見て乗りたくなったB。
CとDも乗りたくて次々に乗っていく。
B:「Bも~!!!!!!!!」と大号泣
保育士:「どうしたの?」
B:門の柵を見つめる・・・
保育士:目線の方を見て柵に乗りたい気持ちに気づく。
「Bも乗りたいのかな?」
B:うなずく。
保育士:「乗りたかったんだね。皆も乗っていると乗りたいね。かわってほしいね。かわってっていってみたら?」
B:「かーわってー!!」と全力で気持ちをぶつけます。
ACD:「・・・」
すんなりかわらないのが2歳児。
お互いの気持ちや要求を保育士が子どもに代わって伝えます。
保育士:「皆も乗りたいよね」「でもみんなと一緒でBも乗りたいんだって」
C:乗り終ると「どうぞ」という風にかわってあげていました。
B:嬉しそうに柵に乗る。とても満足した表情。
A:「か~わって~」
B:「いいよ~」
大好きな友達がしていることを真似たりする気持ちもどんどん膨らみ関わりが増えてきている子ども達。
保育士が子どもの気持ちに寄り添い代弁して伝えたり、泣いている友達の姿を目にしたりする中で相手の気持ちに気づき時には譲ってあげたりすることも出来るようになります。
友達と刺激し合って互いに成長できるよう、今は友達と一緒に笑ったり、走ったりが心地良い!友だち大好き!の気持ちを育てることを大切にしています。
友達大好きな気持ちが友達のしていること(例えば鉄棒や水遊びの顔つけ等)を自分でもしてみたいとチャレンジする意欲につながります。
やらされているのではなく自分から主体的にチャレンジし達成することこそ本物の自信につながります。